今週末も雨です。運動会が延期になっている方も多いと思います。そんな気分がふさぎがちな日にぴったりな本、「いやな気分よ、さようなら」by デビッドバーンズの続きです。
表を書くことで、間違った考え方を直す方法です。
原書p.100~102
日々の機能不全の考えと矯正(注意:Dysfuntional thoughtsの訳です。)
状況 | 感情 | 思いこみの考え | 理性的対応 | 結果 |
日曜日、ずっとベッドでごろごろしていた。何も建設的なことをしていない。 | 落ち込み、疲労、罪悪感、自己嫌悪、孤独 | 何もする気が湧いてこない | それは、自分が何もしていないから。行動することでやる気が出ることを忘れずに! | すこし落ち着いてから起きることを決めて、最低でもシャワーを浴びる |
ベッドから出る力がない。 | ベッドから出ることはできる。どこか悪いわけではない。 | |||
人間として失格 | なにかしたければできる。何もしないと落ち込んで、退屈になるが、それで人間失格になるわけではない。そんなことはないから。 | |||
何も現実的な興味がない | 興味はあるのだろうけれど、何もしないと興味が出てこない。何かを始めれば、おそらくもっと色々な興味が出てくる。 | |||
私は自分勝手だ、周りでおきていることを気にしないから。 | 気分がほんとうに良いときは、他のことを気にかける。ウツになっていれば興味がなくなるのは自然なこと。 | |||
だいたいみんな自分が楽しいから外にでる。 | それで、何か私に関係ある?私はしたいことをする自由がある。 | |||
私は何も楽しめない。 | 気分が良いときは楽しめる。ベッドに横になっていたら、そういうふうには思えなくてもね。何かし始めたら楽しめるだろう。 | |||
誰かに会ったり、話したくない。 | やらなくていい。誰も話せなんて強制していない。自分一人でできることをするんだ。最低ベッドから出て、何か始めるんだ。 |
確かに、気分ががっくりくると動かなくなってそれがまた動かなくなる原因になります。
ごみ捨てや新聞ちら見でもラジオ聴くだけでもいいから、なんでも少しでもやって自分をほめてやることから気分が乗らない時期を抜けることができるように思います。がっくりの程度によるでしょうが、重い場合は病院行った方がいいのでしょうね。